ツノスポーツアカデミーコンセプト
良き社会人であれ
ツノスポーツコミッションでは、その育成哲学である「良き社会人であれ」をアカデミーコンセプトに掲げています。この言葉には、サッカー選手である前に一人の社会人として、地域社会の模範となり、地域を引っ張っていく人材になって欲しいという思いが込められています。地域を巻き込んだ独自のプロジェクトの中で、サッカー、生活、教育、職育を通して「良き社会人」を目指します。
アカデミーダイレクター
河野佑介
経歴
宮崎県出身。鵬翔⾼校卒業後、吉備国際⼤学で今⻄和男⽒に師事し、指導者の道に進む。 2008年には今⻄⽒からの誘いを受け、FC岐⾩のトップチームからアカデミーまで、全てのカテゴリーで指導を経験。アカデミーグループ統括として育成に携わるとともに、ホームタウン活動において地域との関係構築も担当。2013 年からはV・ファーレン⻑崎で地域貢献推進課⻑、営業2 課⻑を歴任するなど、指導以外の⾯でもクラブに貢献する。2019 年、⼀般社団法⼈ツノスポーツコミッション事業部⻑に就任。アカデミーダイレクターとしてツノスポーツアカデミーを設⽴する。
ツノスポーツアカデミー名誉校長
今西和男
経歴
Jリーグ創設時、地元・広島でサンフレッチェ広島の⽴ち上げに尽⼒。取締役強化部⻑兼総監督に就任。その経験を⽣かして、⼤分トリニティ(現⼤分トリニータ)、愛媛FC、FC岐⾩などではアドバイザーやGM、社⻑としてクラブの⽴ち上げおよびJ リーグ昇格に貢献。1994年、JFAに新設された強化委員会では副委員⻑に就任し、Wカップ初出場へ導いた。⼈材育成に定評があり、数々の⽇本代表選⼿、指導者など、現在のサッカー界の中枢を担う⼈材を多数輩出。2019 年には愛弟⼦である森保⼀⽇本代表監督を都農町に招き、ツノスポーツアカデミー設⽴記念講演会を開催。
ツノスポーツアカデミーの仕組み
職育
地域の事業所での職業体験等を通じて、アスリートとしての夢を追いかけながら、キャリア設計や人生設計を行うためのプログラムです。地域の事業者や農家との連携により、実際に地域の仕事を経験し、地域の職業人と触れ合うことで、職業観を養ったり、自分自身の新たな可能性を発見したりすることかできます。クラブと地域の事業者が協働して選手が「良き社会人」になるためのサポートをしています。
生活
ツノスポーツアカデミーの選手は選手寮で共同生活を送っています。24時間スタッフが常駐する安全・安心な運営体制のもと、夢や目標に向かってチャレンジする仲間との集団生活により、互いに競い合い、高め合いながら社会性やチームワークを身につけます。
教育
提携している通信制の星槎国際高等学校へ入学。高校卒業までの3年間、効率的に時間を使い、自分が学びたい専門分野を重点的に学ぶことができる体制を作っています。また、(株)PLAY MAKERや地域の団体との連携により、独自の進路サポートプログラムを提供し、一人ひとりの希望の進路実現を支援しています。
地育
地域の一員として様々な地域の活動に参加し、地域の活性化に貢献するとともに、多様な年代、異なる価値観を持つ方々と交流することで、自らの意思で行動する”主体性”、多様な人と関わることができる”協調性”、物事を深く掘り下げることができる”探究性”、地域や社会に対して当事者意識を持ち行動できる”社会性”などの数値化することが難しい非認知能力を育みます。
スポーツ
Jリーグを目指すヴェロスクロノス都農の下部組織に所属し、サッカーをプレーしています。中には、トップチームの練習や試合に参加する選手もいて、Jリーグを経験した多くの選手たちの中でプロとしての姿勢を学ぶこともできます。また、ユース・ジュニアユースの選手はトップチームの試合の運営補助、スクール生はエスコートキッズの体験なども行なっています。