【U-15】渡邊正嗣監督への30の質問 #3

ツノスポーツアカデミーInstagramで公開していた「渡邊正嗣U-15監督への30の質問」シリーズを、ホームページでもご紹介!
今回が最終回となります。

Q21.ヴェロスクロノス都農U-15はどんな選手が所属していますか?

A.現在所属している選手たちは都農、川南、高鍋、木城から集まってきています。平日は送迎を行っているので少し離れた地域からでも参加がし易い環境だと思います。
また休日も会場によって送迎を行う場合もあるので保護者の方の負担も少なくなると考えています。
選手たちの印象は真面目な選手が多い印象があります。言い方を変えると少し大人しい子が多いですね。
しかし、自分の課題に対して一生懸命に取り組める子が多いので、今後心と身体が成長してきたら楽しみな選手が多いです。

Q22.どの様な選手に入会して欲しいと考えていますか?

A.一度練習会や練習参加をして「楽しい」、「ここでサッカーをしたい」と感じてくれた選手に入会していただきたいと考えています。
またチームとして様々な活動を行っており、サッカーももちろんですが人として成長したいという気持ちがある選手にぜひ入会してほしいですね。
サッカー以外の活動として、トップチームのホームゲームの運営補助や足について学ぶ足育講座や栄養講座などを行っており、その他にもボランティア活動に参加したり普段使用しているグラウンド周辺の清掃活動などを定期的に行ったりもします。様々な活動を通して人として大きく成長できるきっかけになればと考えています。
もちろん中学生の子供たちが活動一つ一つの意味を考えて全てを成長に繋げていくのは難しいと思います。だからこそ私たちスタッフが選手一人ひとりに寄り添い共に成長していきたいという思いを持って取り組んでいます。

Q23-1.小学校までのサッカーと中学校からのサッカーで一番の違いは何だと思いますか?

A.コートのサイズや人数やボールの大きさなど8人制と11人制で違うところは多いと思います。
コートのサイズなどが変わるので自然と走る距離が伸びたり、発育発達の差が大きい選手を相手にしたりなどフィジカル面での違いは大きいと思います。私たちとしても選手個人の発育発達に合わせた指導を心がけています。

Q23-2.新年度からのサッカー生活に向けて2月、3月で取り組んでいた方がいいことはありますか。

A.規則正しい生活ですね。新生活に向けて生活習慣を崩さないことが大切ですね。
そこを整えておけばサッカーに限らず新しい環境になっても頑張れると思います!

Q24-1.2023シーズンではどの様なチームを目指していますか?

A.ヴェロスクロノス都農U-15の掲げる3つのプレースタイルに加えて、選手達の特徴を活かしたチームを目指します。また、パスサッカーやドリブルサッカーなどと定義せず、選手の特徴や個人の判断を活かしたサッカーをしていきたいと考えています。

Q24-2.ヴェロスクロノス都農U-15が掲げるプレースタイルとは何ですか?

A.フェアプレー、全員攻撃・全員守備、ハードワークの3つです。
具体的に説明すると、フェアプレーとは、関わる全ての人を尊重し、ルールや規範に従い、模範的で清々しいプレー・態度を心がけることです。
全員攻撃・全員守備とは、「ゴールを奪う」「ゴールを守る」ためにチーム戦術を理解し、攻守に渡り手を緩めず、自分の役割を全うすることです。
ハードワークとは、常に100%の力を出し切って最後までひたむきにプレーし続けることです。
この3つを普段のトレーニングから常に選手たちが意識できるように関わっていきたいと考えています。

Q25.向井コーチはどんなコーチですか。

A.アカデミーコーチの中で一番若手のスタッフです。明るい性格の持ち主で常に笑顔で頑張るコーチです。
フットサルの指導やGKの指導、審判の経験も豊富で色々な面でチームを支えてくれています。
前職でキッズ年代からU-15年代まで幅広く指導を行っていた経験を活かして幼稚園や保育園の巡回指導も行っており子どもたちにも人気者です。
ヴェロスクロノス都農U-15のコーチになってまだ1年ですが、様々な経験を積み日々指導者として成長してほしいと思っています。

Q26.伊藤コーチはどんなコーチですか。

A.伊藤コーチは、トップチームの選手として活動しながらアカデミーのGKコーチを担当しています。
東京の帝京高校出身で、湘南ベルマーレを始めとした国内プロチームや、モンテネグロなど海外数か国でのプレー経験があります。
今年度はトップチームのキャプテンを務めており、とても責任感が強くチームを最後尾から支える心強い存在です。
GKコーチとしても同じで、子どもたちの成長に責任を持って関わってくれる信頼のできるコーチです。
自身の経験や指導者ライセンスを取得し学んだことを基に作成されるトレーニングでGKの選手たちもレベルアップ出来るように導いてくれています。

Q27.U-15では、通常練習以外に取り組んでいることはありますか

A.現在、U-15では個別フィジカルコーディネーショントレーニングを月に2回実施しています。
「動きやすい身体を作る」、「自分の身体を思い通りに動かせるようになる」ことを目的としています。普段のトレーニングではなかなか時間を取れない分野なので通常トレーニング以外の時間を作って取り組んでいます。
身体を思い通りに動かせるようになればプレーはもちろんですが、怪我のリスクも下げられると考えています。
指導を担当するのはチームのアスレティックトレーナー。専門的な知識を持ったスタッフに指導してもらい、選手個人も自分と向き合って成長尾するきっかけを掴んでほしいと思います。

Q28.ヴェロスクロノス都農U-15でしか体験出来ない特徴を教えてください。

A.ヴェロスクロノス都農U-15は、九州リーグ所属のヴェロスクロノス都農の下部組織です。U-15の他にもU-18があり、県内の高校年代のクラブチームはヴェロスクロノス都農U-18を含めて2チームしかありません。U-15に所属しながらU-18の試合に出場することもあり、1つ上のレベルにチャレンジできる環境があります。
また、トップチームの選手と関わることもあります。ホームゲームの運営補助を行う時など準備や片付けを一緒に行ったり、トップチームの選手とアカデミー生が一緒にサッカーを楽しむ機会もあります。
この様に様々な人と関わる機会を持てることが大きな特徴だと思います。

Q29.教育活動とはどのような活動ですか。

A.ヴェロスクロノス都農U-15では、教育活動としてトップチームやU-18チームの公式戦やスクールイベントの運営補助などのサッカーに直接関わる活動と、水分補給講座や足育講座、栄養講座などの選手として必要な知識を学ぶ様々な講習会を行っています。
教育活動では、選手たちが出来るだけ実際に体験をする機会を作るように心掛けています。
例えば、公式戦の運営補助ではU-15のスタッフではなく、現場で実際に作業されているスタッフの方から指示を受けて活動をします。実際の現場を体験することで、自分たちが普段当たり前のように思っている環境がどのように準備されているかを知り、周りで支えてくれている人たちの存在に感謝や、自分の気持ちをしっかりと伝えられるような人間になってほしいという思いを持って行っています。
また、栄養講座では選手だけではなく保護者向けの動画を作成して、まず保護者の方に実際にご家庭で取り組んでもらえるような機会も作っています。
足育講座や栄養講座で行う血液検査などで自分自身の身体の状態を数値化することで自分自身と向き合い考えて成長するきっかけ作りもしています。
このように、教育活動を通して選手が自分で考え変化していくだけではなく、保護者の方やスタッフといった周りの大人も一緒に成長してサポートをしていく環境を目指しています。

Q30.来年度に向けての目標をお願いします。

A.新1年生も加わり、3学年での活動がスタートします。子どもたちの人数も増えますが、選手一人ひとりに寄り添って活動をしていきたいです。
子どもたちが心からサッカーを楽しいと思えるように、そして我々スタッフがサッカーの素晴らしさをしっかりと伝えられるように日々努めていきたいと思います。
また、子どもたちの選手としての成長を周りの大人たちがしっかりと支えていけるような環境作りを目指したいです。
まずは子どもたちの模範となるように自分自身が成長していけるよう頑張ります!

→渡邊正嗣監督への30の質問#1はこちら
→渡邊正嗣監督への30の質問#2はこちら